先日私たちが滞在したホテルは、デイラ地区のクリーク沿いのホテルです。
ホテルは少し古めの建物ですが、部屋はリフォームされ広くて綺麗でした。
そしてクリークビューでしたので部屋からの眺めは抜群!
ペルシャ湾に注ぐクリーク(運河)は、夜にはダウ船やディナークルーズなどが
綺麗にライトアップされて、ついぼーっと見とれてしまうような眺めでした。
リビエラホテル(Riviera Hotel)
Email: riviera@emirates.net.ae
Tel: +971-4-2222131
Fax: +971-4-2211820
ここリビエラホテルのスタッフはとてもフレンドリーで、とても居心地のよい滞在になりました。
しかも、朝食のバイキングにはご飯や漬物や味噌汁までありました。和食好きには嬉しいですね。
そしてそれが結構美味しかったりするので、毎日朝からもりもりたべてました。
ここの朝ごはんは、和洋中と品数が大変豊富で、朝食のおかずを選ぶだけでも結構楽しめました。
そして、ホテルのすぐ裏手は市の中心部バニアススクエアという広場があり、HSBCのビルもあり、
ホテルの目の前は、バス停、アブラ(渡し舟)乗り場などもあり、行動派にはとても便利です。
なので、私たちの夜の行動は、もっぱらバニアススクエアを中心とした動きになりました。
←ゴールドスーク
金のお店がずらーっと軒を連ねる通りです。
金細工が格安で売られており、値段はどこも一緒。
すべてグラム単位で量り売りされています。
←バニヤススクエア近辺
このあたりはとにかく夜中まで賑わっており、
人・人・車・人・車!!人の多さと夜中まで大渋滞で、
びっくりしました。
←ドバイにもあります。
スタンダードチャータード銀行
SCBは結構あちこちで見かけました。
←ドバイにもあります。
ジョルダーノ
香港陣営、中東で頑張っていますね。
今回のドバイは、香港のファンド代理店Nさんと現地合流でしたので、道中は投資に関する話題に尽きることはなく、
ずーっと私たちは新興国投資の話ばかりしていました(笑)食事のときももちろん、ネタ尽きることなく投資話。
とても面白くとても勉強になった、とても楽しい驚きの旅でした。
→関連記事「私の師匠であり大親友でもある香港在住のFAを紹介します」
そんな話をしながら、ドバイクリークのディナークルーズでちょっとリッチな晩ご飯中に、
私は酔った勢いで、隣のテーブルで食事をするアフリカ人らしき家族連れに声をかけました。
「Where are you from?」(どこから来たんですか?)
「Cameroon」(カメルーンです)
←この息子さんがとーーっても可愛い!!
おぉ、カメルーン!!カメルーンと言えば・・・
2002年のワールドカップ出場国、そしてその代表チームが大分県の津江村にキャンプして村が異常な盛り上がりを
見せたとか・・・。そんなことくらいしか分からない(汗)でもそれを切り口に話しかける私(笑)
→参考「All About > 2002年ワールドカップ・カメルーンキャンプ地」
あ、でも
"カメルーンの首都がヤウンデということ"、
"カメルーンがアフリカの中部に位置すること"は知っていました。
カメルーンに対して、そんな浅はかな知識ですが、私も自己紹介をして、彼に色々とたずねてみました(笑)
こういうひと時が、海外旅行の醍醐味です。ちょっとした出会いから人脈が大きく拡がる可能性があります。
香港でもタイでも、今までそんな人脈にものすごく助けられて、色々なことをすることができました。
彼は、カメルーン人ですがフランスの銀行
ソシエテゼネラル(SGB)のバンカーで、
カメルーンの最大都市ドゥアラ
にある支店に勤める、副支店長です。恐らくローカルではナンバーワンのポジションにいる方でしょう。
カメルーンの首都はヤウンデですが、商工業の中心地はドゥアラで、ほとんどの国際線の飛行機もヤウンデではなく
ドゥアラの空港を使って海外へ飛び立ちます。商業都市ドゥアラは赤道から北へ数百キロにある貿易港です。
彼に私の日本での活動をお話すると、
「カメルーンに来てください。案内しますよ!」とのことなので、
ひょっとしたら今年は彼をたずねてカメルーンに行ってしまうかもしれません(笑)
カメルーン、チャド、スーダンあたりは天然資源も豊富ですから、ドバイの企業も数多く進出しています。
先日記事に書いたドバイの石油開発会社、THANI INVESTMENTSも開発を手がけています。
→関連記事「ドバイの石油開発会社THANI INVESTMENTS(タニインベストメント)を訪問しました」
ですが、そんなカメルーンは現在のところ治安状態・経済状況は良好とは言えません。
カメルーンは、政治的には概ね安定した状況が続いていますが、失業者の増加及び世界的な原油価格の高騰による
ガソリン価格を始めとする諸物価の上昇等の理由から、国民の間に社会的不満が鬱積しています。
このため、首都ヤウンデ市内及びドゥアラ市内では、拳銃等の凶器を使用した一般犯罪(殺人、強盗、強姦事件)
の発生は依然として後を絶ちません。特にタクシー強盗は昼夜を問わず頻繁に発生しています。
(以上外務省海外安全情報より引用)
以下、カメルーンの基本情報です。
投資先うんぬんではなくて、ただ純粋にカメルーンという国がどんな国なのか見てみたい。
こんな国に投資をしているフランスの銀行やドバイの開発デベロッパーが、どんなお仕事をしているのか?
純粋にそんなものを見てみたく、ドバイからの帰国後、カメルーンに非常に興味が沸いています。
湾岸諸国と北アフリカへの投資をご検討されている方は
こちらをご参照ください。
→関連記事「投資先としてのGCC(Gulf Cooperation Council)諸国」