先日ドバイに行ったときに、宝くじを買いました。
そのときに、宝くじ売り場のお兄さんから色々と情報を聞いてきましたので、
「ドバイの宝くじ」に関する詳細を書きたいと思います。
ハネムーンや出張などでドバイに行く人の参考になればこれ幸いです(笑)
結構興奮する宝くじですので、是非チャレンジしてみてください。
ドバイの宝くじに関する詳細は以下の記事もどうぞ。
→関連記事「海外の宝くじに税金はかかるか?」
→関連記事「ドバイの宝くじの過去の当選データ 〜Millennium Millionaire's Winner〜」
→関連記事「ドバイの宝くじ 当選者結果通知(郵便) 〜Millennium Millionaire's Winner〜」
→関連記事「ドバイの宝くじ Series68いよいよ抽選! 〜Finest Surprise/DMM Draw Date〜」
Dubai Duty Free's Millennium Millionaire
ドバイには非常に高確率で100万ドル(約1億2000万円)が当たる宝くじがあり、旅行客に大人気です。
運営元は、
Dubai Duty Freeという、世界でも最大規模を誇る空港免税店を持つ、空港商業施設運営の会社で、
官民一体となって観光客誘致を行うための、ひとつのプロモーションアイテムがこのドバイ宝くじです。
くじの種類は、今のところ以下2種類が販売されています。
・100万ドルが当たる、"Millennium Millionaire"
・高級車やバイクが当たる、"Finest Surprise Draw"
ここでは、高級車やバイクには目もくれず(笑)、100万ドルが当たる、
"Millennium Millionaire"について解説したいと思います。
当選確率について
"Millennium Millionaire"は、
「5000口ごとに1シリーズ」となっております。
5000口が完売されると直後に抽選が行われ、その5000人の中から1人に100万ドルが当たるという仕組みです。
なのでドバイの宝くじの当選確率は、5000分の1になります。
日本の宝くじは、発売枚数などが毎回異なるため、正確な確率をはじき出すのは難しいのですが、
例えば1等1億円×20名の当選枠があり、それに対して7億枚ほど売れているそうですから、
7億÷20と単純計算で、
3500万分の1の確率で1億円があたる紙切れが隠されていることになります。
300円の宝くじ×100枚(30000円分)購入すると、確率は35万分の1までぐぐっと下がりますが、
それでも
ドバイの宝くじの5000分の1という確率には足元にも及びません。
日本の宝くじの売上の内訳を見るとその
46%が当選金として購入者に還元されます。還元率は46%です。
そして残りのうち、
39.8%が収益金として地方自治体に納められ、地方税として使われています。
・・・使われていればまだいいが、或いは燃やされてるかもしれません(笑
→関連記事「税金を払う側の調査よりも、税金を使う側の調査をしたほうがよい」
そして残りの
14.2%が日本宝くじ協会の運営費(これもある種税金みたいなもの)に充てられます。
そう、日本の宝くじは半分以上税金ですから、そもそも300円の宝くじ1枚買った時点で、
日本国に半分の150円の税金を払ったと同様の効果があります。なのでその分当選確率も下がります。
宝くじを購入できる場所
"Millennium Millionaire"を販売している場所は、ドバイ市内の以下の2箇所です。
1・ドバイ国際空港のデューティフリーショップ内
空港のデューティフリーショップは、シェイクラシードターミナルのほぼ中心部、
飛行機乗る際に必ず通る場所にありますから、すぐに分かります。
2・ジュメイラビーチホテル内のDFSカウンター
ジュメイラビーチホテルは、正面玄関から入ってすぐ目のつくところにありますので
こちらもすぐ分かります。どちらも一目見てすぐわかる場所にあります。
購入の方法
売り場のカウンターの箱の中に、宝くじのカード(結構豪華な作りです)が束になって置いてあるので、
その中から「ピン!」と来るものを1枚選んで抜き取ります。
1枚選ぶとその中には、プラスチックのカード(クレジットカードサイズ)が
収納されており、シリーズ番号とくじ番号が記載されています。
そしてページをめくると、申込書、説明書などが書かれたページがあり、
その中の申込書部分のページに、パスポートナンバーやフライトナンバー、
名前、住所、電話番号、メールアドレスなどの詳細を書いて申込みます。
そして、購入代金を支払います。
購入代金
宝くじの購入代金は、
1口1000UAEディルハム(約31,000円)で、
支払いは現金またはクレジットカードです。
代金を支払うと、その控え(レシート)と、くじのカードを受け取り購入完了です。
そして、あとは抽選を待つのみ・・・というかたちです。(ワクワクドキドキ)
当選発表
もしも当選したら、通知ハガキとメールで当選のお知らせが届きます。
メールでの通知は、以下のような文面でそのシリーズを購入した人全員に届きます。はずれの人にも届きます(涙)
また、
Dubai Duty Freeのホームページでも、当選者発表をしています。
↑シリーズ66の当選者は、Mundanthara Subramanianさんで当選番号はNo.4068。国籍はインド。
で、もしも当選したらどうなるか?
「もしも当たっちゃったらどうすればいいの?」と、真剣に売り場のお兄さんに聞いてみました(笑)
すると、当たった人は以下のような流れで当選金100万ドルを受け取るそうです。
1.まず、はがき&メールで当選通知が行く
2.エミレーツ航空のビジネスクラス往復航空券と五つ星ホテルの
14日分の無料宿泊券が送られてくる
3.上記チケットを利用してドバイに飛び、表彰式に参加する(笑)
上記3ステップを経て、当選金100万ドルを受け取ることができます。なんかスケールのデカイゲームですね(笑
100万ドルの受け取りは、現金でも振込みでも海外送金でも可能だそうで、スイスの銀行で受け取った人もいるそうです。
→関連記事 2007/1/16追記「海外の宝くじに税金はかかるか?」
結果が分かるまでどのくらいの時間がかかるか?
冒頭で書いた通り、1シリーズは5000口完売後に抽選です。ほぼ売れてしまって残り少ないシリーズは
数日後に抽選となりますが、そうでない限りは1〜3ヶ月程度待つ必要があります。
ちなみに私は2口買いまして(笑)、片方(シリーズ66)は数日後の抽選でした。
というのも、これもちょっとワクワクドキドキのエピソードなのですが、
現在発売中のシリーズを1枚抜いて、それに名前や住所を書き込んでいる最中、ふと横を見ると、
1枚だけ別にしてあるくじがありました。なんとなくそれが気になった私は、
「これ何?」って聞くと、売り場のお兄さんが
「これは毎シリーズ、アブダビからくじを買いに来るお金持ちの人がいて、今日から長期旅行に出かけるから、
シリーズ66はキャンセルするって、つい1時間前に電話があったのさ。」
1時間前にキャンセル?アブダビの金持ち?シリーズ66??・・・ん〜〜、なんか気になる。。。
私は「6」という数字と「3の倍数」に強い強運が存在するらしく、今まで「6」にこだわってきました。
香港の黄大仙朝でいつも占ってもらっている、風水の先生のお言葉をずっと信じ続けています。
→関連記事「六本木に移転して、そして色々」
というわけで迷わず、「これもください!!(笑)」
1口だけ買うつもりの宝くじを、シリーズ66も買ってしまい、計2口のドバイ宝くじを買いました。
結果として、シリーズ66はインド人のMundanthara Subramanianさんが当たり、私は当たりませんでしたが(涙
→関連記事 2007/1/17追記「ドバイの宝くじの過去の当選データ 〜Millennium Millionaire's Winner〜」
というわけで、5000口の中の残り数枚とかを買うと、
その抽選は数日後に行われてすぐに結果が分かります。
ちなみに、もう1つ買ったほうはまだまだ時間がかかりそうです。
でも、楽しみに気長に待ちます。みなさん応援してください(笑)
(←これが興奮の"シリーズ66"、"くじ番号555"のはずれくじ(笑)
インターネットでドバイの宝くじを買うことはできるか?
Dubai Duty Freeのサイトを見ると、「Click To Buy」というボタンがあり、
インターネットで購入できるようになっていますが、我々日本人は、
当せん金付証票法(通称:宝くじ法)、刑法によって、
「日本国内からインターネットで海外の宝くじを購入すること」は禁じられています。
刑法第187条
1.富くじを発売した者は、2年以下の懲役又は150万円以下の罰金に処する。
2.富くじ発売の取次ぎをした者は、1年以下の懲役又は100円以下の罰金に処する。
3.前2項に規定するもののほか、富くじを授受した者は、20万円以下の罰金又は科料に処する。
「富くじを授受した者は、20万円以下の罰金又は科料に処する 」とあるように、販売者だけでなく
購入者も罪に問われることが示されています。
これは日本の法律ですので、海外において現地の宝くじを購入することは問題ありませんが、
海外の宝くじを日本国内で販売・購入することは固く禁じられています。
ドバイの宝くじは、ドバイに行って買いましょう。
"Millennium Millionaire"は、まだ日本人の当選者はいないようです。私が日本人当選者第1号目指します!(笑
・・・というわけで、来月か再来月あたり、またドバイに行こうかと思います。
↓世界の証券取引所シリーズその3〜ドバイ国際証券取引所(DIFX)〜
WorldInvestors.TVは、「全200タイトル!海外投資の最先端情報が集結!」
●
湾岸諸国と北アフリカへの投資をご検討されている方は
こちらをご参照ください。
→関連記事「投資先としてのGCC(Gulf Cooperation Council)諸国」
→関連記事「状況によってポートフォリオの中味はすっかり代わってしまうファンド」
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Posted by causeway_bay at 22:35│
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