香港資産運用奮闘記雑記 > 原油先物について色々と学ぶ
2007年01月23日

原油先物について色々と学ぶ

このブログで詳細を書くことはできないのですが、現在カンボジアの案件を取り扱い中です。
そんなこんなで、カンボジアの法制度や政治・経済情勢等、色々と調査中なのですが、
→関連記事「チャイナマネーがカンボジアに  〜外国直接投資に関わるカンボジアの政策〜」

JSP Futuresの斉藤さんと私そんなカンボジアの件を含めてアジア・中東情勢など色々とうかがうために、
昨日とある方を通じて、東京に出張中の、タイの商品先物会社JSP Futures
斉藤社長にお会いさせていただきました。

そして、とても勉強になる多くのお話しをお聞かせいただきました。
(ありがとうございました!!m(_ _)m )


斉藤さんは長い間、山一証券にお勤めされていました。

しかし、タイを襲った1997年の経済危機がきっかけで山一証券から出向していたチャオプラヤ証券が倒産。
斉藤さんはチャオプラヤ証券の副社長として清算処理を進める中、11月には山一証券が経営破たん
駐在員にとって悪夢のような展開となり、経済危機がきっかけで完全に職を失った状態になりました。

タイから日系金融機関が次々と撤退する中、「職も探したが、居残るには会社を作るしかなかった」
チャオプラヤ証券の社長と98年に投資会社を共同で設立し、現在のJSPグループの母体を作ったそうです。
経済成長の予感は的中し、バンコクのマーケット「ルンピニナイトバザール」など投資事業は大成功しました。
                                   (以上NNA Global Communitiesより引用

現在はタイを拠点に、商品先物会社の経営アジア域内のM&Aコンサルティングなどを手がけています。
そして、とてもアジア情勢や金融に詳しく、興味深いお話をたくさんいただきました。

金融マンとしても、投資家としても、起業家としても、お父さんとしても(笑)、異国の地で大きな実績を残している
斎藤さんのお話は、とても魅力的でワクワクするお話ばかりでした。

そんな斉藤さんは現在はバンコク在住ですが、エジプトやバーレーンの滞在も長く、アラビア語がペラペラ!
そして、中東や原油情勢などについてとても情報通で、大変ありがたい情報をたくさんいただきました。
→関連記事「投資先としてのGCC(Gulf Cooperation Council)諸国」
→関連記事「ドバイの石油開発会社THANI INVESTMENTS(タニインベストメント)を訪問しました」

原油先物はおもしろそうです

正直言って、これまで商品先物取引の経験が皆無な私ですが、斉藤さんはその仕組みをとても分かりやすく
説明してくださいました。本当にすごく分かりやすかったです。

「商品先物取引は危険だよ」と、多くの無知な方が口をそろえて言いますが、

一番危険なのは「無知であること」

その仕組みをしっかり理解していれば、リスクを上手にコントロールすることができます。
「仕組みを理解する」ことで、大きくリスク回避できて、しかもレバレッジが効かせられるのです。

それにしても、原油の価格決定要因というのは、ほんと面白いもので、知れば知るほど奥が深いです。
原油の価格を読んでいくには、地理や政治、経済はもちろんですが、歴史の勉強が不可欠です。

そんな原油先物の面白さ、奥深さにはまりこんでしまいそうで、早速色んな書物を買い漁ってます。
いやー、それにしても原油の価格決定要因って奥が深いです。。。

これから少しづつ、原油先物にチャレンジしてみたいと思います。

タイにお住まいの方は、JSP Futuresを是非ご利用されてみてください。

JSP. Futures Co., Ltd.
1168/78 Floor 27B Lumpini Tower
Rama 4 Road, Thungmahamek, Sathorn
Bangkok Thailand 10120
Tel. 66 (0) 26799922 Fax. 66 (0) 26799361-2


→商品先物なら業界一の品揃えを誇るトレーダーズショップへどうぞ!
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あと、今朝の日経新聞国際面に、
「中東経済、成長鈍化」という記事が掲載されていましたね。

原油の下落相場に反応して、湾岸6カ国の経済成長が今年度鈍化する見込みのようです。
なので今年は、湾岸6カ国への投資はタイミング的によろしいかもしれませんね。

中東主要国の経済成長率(各国政府発表)















サウジとUAEの株価インデックス














湾岸諸国と北アフリカへの投資をご検討されている方はこちらをご参照ください。
→関連記事「投資先としてのGCC(Gulf Cooperation Council)諸国」
→関連記事「状況によってポートフォリオの中味はすっかり代わってしまうファンド」

●その他、ドバイに関連する記事は以下をご参照ください。
→関連記事「ドバイにてカメルーン人の仏銀バンカーに出会う」
→関連記事「今日から ドバイ(Dubai・UAE)へ行ってきます」
→関連記事「砂漠のオアシスドバイからです。この街すごすぎ・・・・」
→関連記事「エミレーツ航空のエコノミークラスは、メールの送受信ができます」
→関連記事「ドバイ(Dubai・United Arab Emirates)のDVDが完成しました」
→関連記事「HSBC Bank Middle East(ドバイのHSBC)でディルハム通貨を引き出す」
→関連記事「ドバイ観光には"THE BIG BUS"での移動がおすすめ」
→関連記事「ドバイの石油開発会社THANI INVESTMENTS(タニインベストメント)を訪問しました」
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→関連記事「2016年の開港を目指すドバイの新空港ジェベルアリ国際空港(Jebel Ali Airport)」
→関連記事「ドバイの高級不動産はイギリスの5分の1の価格?!」


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