昨日はお楽しみの、
パンローリング主催の投資戦略フェア2007でした。
あの
テンプルトン・シンガポールのマークモビアス氏が来日という大イベントです。
今年の投資フェアは、会場は三軒茶屋の人見記念講堂で、約2000人の参加者が結集しました。
→参考記事「国際投資へのパスポートの著者、マーク・モビアス氏が来日します!」
「世界のどこかで何かが上昇している」
モビアスさんの運用する
『テンプルトン・エマージング・マーケット・ファンド』は、
開始から10年間で
年率23.3%のリターンを記録。この記録は同期間の投資信託の中で最高のリターンです。
(モーニングスター調べ)
92年にはサンデーテレグラフ、93年にモーニングスター、 94年にCNBCから最優秀マネジャーに選ばれるなど
新興市場投資の第一人者でもあります。
マーク・モビアス(Mark Mobius)
ボストン大学で修士号、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得。
香港、シンガポールを拠点に、アナリスト、ファンドマネージャーとして活躍。
1987年からテンプルトン・グループで活躍、高い運用成績を上げ、新興市場投資の
第一人者となる。
現在、
テンプルトン・アセット・マネジメント(シンガポール)代表。
「世界で最も影響力のあるマネーマネージャー30人」の第8番目に選ばれる
(スマート・マネー誌 1997年9月号)
主な著書に
「国際投資へのパスポート」「Mobius on Emerging Markets」
「Mobius on Emerging Markets」「Derivatives」「Risk Managmen」など多数。
→マークモビアス氏DVD 希望と崩壊 黄金の国へのパスポート(75分6,090円)
そんなモビアスさんのお話は、先進国市場や商品市場などの他の市場と、新興市場を様々な角度から比較して、
新興市場がいかにリターンの高い投資先であるかをお話いただきました。
約1時間のご講演の後に、参加者からの質疑応答がたくさんありました。その中で興味深かった質問が、
「今後の投資先として注目している国はどこですか?」
という質問がありました。マークモビアスさんの回答は、
・ドバイ、サウジアラビアなどを含む中東には大変注目している。強い経済成長が期待できるだろう。
・ウクライナ、ルーマニア、スロベニアなどを含む東欧ロシア圏も面白い。優良企業が多い。
・先週はベトナムとカンボジアに行ってきたが、ここも大変素晴らしい。今後大きく伸びるだろう。
ということをおっしゃっていました。
今のところ東欧ロシア圏はノーマーク気味なのですが、
ドバイ・サウジ・ベトナム・カンボジアなどは、
当ブログでも数々の記事を取り上げてきましたので、モビアスさんのコメントは嬉しい限りです。
●ドバイに関連する記事は以下をご参照ください →サイト内検索「ドバイ」
→関連記事「ドバイにてカメルーン人の仏銀バンカーに出会う」
→関連記事「今日から ドバイ(Dubai・UAE)へ行ってきます」
→関連記事「砂漠のオアシスドバイからです。この街すごすぎ・・・・」
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→関連記事「ドバイ(Dubai・United Arab Emirates)のDVDが完成しました」
→関連記事「HSBC Bank Middle East(ドバイのHSBC)でディルハム通貨を引き出す」
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→関連記事「2009年の開業を目指すドバイの地下鉄(Dubai Metro)」
→関連記事「2016年の開港を目指すドバイの新空港ジェベルアリ国際空港(Jebel Ali Airport)」
→関連記事「ドバイの高級不動産はイギリスの5分の1の価格?!」
●サウジアラビアに関連する記事は以下をご参照ください →サイト内検索「サウジアラビア」
→関連記事「サウジアラビアが国内6カ所1200億ドルの「メガ経済都市」建設」
→関連記事「湾岸6カ国単一通貨2010年導入、そして2015年変動相場制へ」
●ベトナムに関連する記事は以下をご参照ください
→関連記事「日本初の手数料無料!強烈な可能性を秘めるベトナム株ノーロードファンド」
→関連記事「[タイ][ベトナム]が有力投資先に台頭、生産から開発拠点に」
●カンボジアに関連する記事は以下をご参照ください
→関連記事「チャイナマネーがカンボジアに 〜外国直接投資に関わるカンボジアの政策〜」
→関連記事「原油先物について色々と学ぶ」
●
湾岸諸国と北アフリカへの投資をご検討されている方は
こちらをご参照ください。
→関連記事「投資先としてのGCC(Gulf Cooperation Council)諸国」
→関連記事「状況によってポートフォリオの中味はすっかり代わってしまうファンド」
で、そのご講演の後がすごかったのです。。。
今回私は、書籍の売り子や会場の後片付けなど、運営者側としても大活躍(?笑)しましたので、
そのままパンローリングの内輪の打ち上げになだれ込みました。
本当は、パンローリングの営業ブチョーOさんたちと渋谷の雀荘で麻雀をやる約束をしていたのですが(笑)
あまりにも喉がカラカラだったために、麻雀はやめて急遽ビールを飲みに行くことにしました。
渋谷の打ち上げ会場に少し早めに行き、早々とビールを飲んで
バフェット本の著者浩一さんと雑談をしていると・・・
↓こちらは浩一さんの名作中の名作!超ロングセラー!
するとなんとっ!本日の主役、マークモビアスさんが渋谷の居酒屋に登場!!!
うぉーーー、マークモビアス、カッコイイ!なんか近くで見るとものすごいオーラを発しています。
モビアスさん、世界中を飛び回っていてとても忙しく、翌日には上海へ飛び、2日間の滞在でそのまま南アフリカへ。
移動はもちろん、フランクリンテンプルトン社の自社用ジェットです。
そんな大変ご多忙なモビアスさんなのですが、パンローリングの重鎮SさんNさんのお二人が、
モビアスを打ち上げに参加するように口説いてくれたのです。そしてホテルから引っ張り出してくれました。
こんなチャンス二度とないぞ・・・。モビアスさんの隣に行ってなんとか話しかけよう!
というわけで、打ち上げ開始約1時間後に、
酔った勢いでグラスを持って、モビアスさんに話しかけました(笑
モビアスさんは、とてもフレンドリーで笑顔が素敵で、世界中の色々なものを見ているのでお話が面白い。
モビアスさんが最近とても気に入っている、ドバイとカンボジアとインドのお話をたくさんうかがいました。
おぉ!ドバイ私も行きましたよ(笑)カンボジアはそろそろ行くかもです。インドはまだ行ったことないです。
ドバイなら少しは私も分かるので(笑)
「スキードバイには驚きですね」とか、
「ベリーダンスは失望しました」とか
「らくだ乗りました?」とか(笑)
「○○のファンドは××ですかね?」とか、
「テンプルトンはドバイの××は組み込んでますか?」とか、
とにかくドバイのお話で盛り上がってしまいまして、20分程度モビアスさんをひとり占めさせていただきました。
通常では聞けない貴重なお話をたくさん聞けて、100冊の本を読むよりも貴重な時間になりました。
そしてもちろん、
「国際投資のパスポート」にもモビアスさんのサインをいただき、しかも「To Kazu」と書いていただき↑↑、
これは家宝にさせていただきたいと思います。m(_ _)m
モビアスさんに私の活動をお話したら、メールアドレスと連絡先を教えてくれました。
「世界のどこにいるか分かりませんが、スケジュールが合えばどこかで合流しましょう。いつでもメールください。」と、涙が出るようなお言葉をいただきました(涙)
そんなことを言われたら、世界中どこでもあなたを訪ねて行ってしまいますよ(笑)
モビアスさんは、とてもフレンドリーで笑顔が素敵で優しくて、世界中の色々なものを見ているのでお話が面白い。
とっても魅力的な方です。
私もマークモビアスさんのような人間になりたいと強く思った、そんな日でした。
このようなものすごい機会を作ってくださった、パンローリングのゴトー社長はじめ、みなさんに深く感謝です。
本当にありがとうございました!!
・・・いやーー、それにしても今思うと、麻雀中止にしてよかったです(笑)
⇒ラジオNIKKEIマーケットカレッジ(4/24)をお聴きの方は次の記事へどうぞ!
Posted by causeway_bay at 18:58│
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