インドや韓国などの鉄鋼大手が相次いでタイでの事業を急拡大しています。
タイの地場企業への資本参加などを通じて、東南アジア最大の製造業集積地となったタイに
足場を築いて競争力を高めるのが狙いです。
インド鉄鋼大手のタタ製鉄は昨年、
タイの建材用熱延鋼大手ミレニアムスチールを4億ドルで買収。
タタ製鉄(タイ)に社名を変更した同社を通じて、
タイ初の高炉建設に踏み切る計画を発表しています。
また、
韓国鉄鋼大手のポスコは約20億バーツを投じて
タイ最大のステンレスメーカーである、
タイノックス・ステンレスの株式を15%取得し、ポスコは原材料供給を増やし、タイノックスは
世界的企業のポスコの販路を活用するといった、業務提携スタイルでの進出になっています。
また、
中国の鉄鋼最大手である宝鋼集団は昨年、
タイの熱延鋼大手Gスチールと冷延鋼の市場調査を
共同で実施し、現在は両社提携の可能性を協議中とのことです。
また、中国の菜蕪鋼鉄集団が、
タイの熱延鋼大手サハビリヤスチールの高炉設計を請け負うなど、
中国勢のタイ鉄鋼業へ対するラブコールが大変活発に行われています。
今後タイを中心をした鉄鋼業の世界的アライアンスが一層加速するでしょう。
こういった状況を考えて、
タイに投資するか? 鉄に投資をするか? タイの鉄に投資をするか?
海運に投資をするか? オーストラリアに投資をするか?・・・とまぁ、投資は連想ゲームみたいなものです(笑)
こんな連想ゲームをするのが楽しいですよね。私はいつも連想ゲームをして楽しんでいます。
さて、こういった鉄鋼業がタイに進出してくる背景にあるのは、
タイの鉄鋼消費量が今後大きく拡大していくと予測されているからです。
現在タイの鉄鋼消費量は年間1300万トン程度ですが、
「今後10年間で年2500万トン規模に拡大する」
(インド・タタ製鉄のトリディベッシュ副社長談)とのことです。
タイは東南アジアの工業集積地となるべく、製造業に様々な優遇制度を設けた工業団地建設に力を注いでいます。
そこには、自動車産業、関連の部品産業が次々と製造拠点を作っており、
鉄の需要が急増しています。
また、これらの製造業部門が牽引して、今後大きく経済が飛躍していくだろうと思います。
→関連記事「[タイ][ベトナム]が有力投資先に台頭、生産から開発拠点に」
今後大きな可能性を秘めたタイですが、クーデター、為替規制、爆弾テロなどの悪い材料が出尽くして、
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Posted by causeway_bay at 13:43│
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