今日は金曜日。金曜日はこちら(ドバイ)の休日で、金融機関などもお休みのため、
1日休暇をとってカタールのドーハへ行ってきました。そして今ドバイに戻りました。
運良く(?)ホテルの隣が旅行代理店で、ドバイに到着した日にドバイ〜カタールの航空券を買うことが出来ました。
カタール航空、ドバイ〜ドーハの日帰りチケットで1,240UAEディルハム(約40,000円)です。
高いのか安いのか分かりませんが、この激暑い中をほかの旅行代理店探すのも酷なので、
見事にあっけなく、悩む間もなくこのチケットを購入しました。(^ー^;
→関連記事「ドバイに到着しました」
ドバイ国際空港11:00発のカタール航空QR101便。
カタール航空は、日本へは
関空へ週5便直行便を飛ばしています。
エミレーツ航空のすごさに隠れて、ちょっと目立たない感じですが
中東ではなかなかサービスの高い航空会社で、多くの賞を受賞しています。
今朝のこちらの新聞
Gulf Newsにも載っていましたが、
エアバス80機(約3兆円相当額)を発注し話題になってます。
今月、
ドーハからバリ島、ホーチミンへの直行便も就航する予定で、アジア便に力を入れています。
そんな感じで、ちょっと注目の航空会社なのです。
ドバイからドーハへのフライトはたったの1時間。羽田〜伊丹へ飛ぶようなそんな感覚です。
機内食は簡単なサンドイッチとデザート、飲み物が出てきました。アルコール類は出ません。
また、
カタールへの入国には査証が必要になりますが、ドーハの空港到着時に取得できます。
査証代金は100QR(カタールリヤル:約3000円)で、支払いはクレジットカード(VISA、MASTER)で可能です。
カタールとオマーンは協定を結んでいて、カタール査証を取得すれば
オマーンへの入国も可能のようです。
ドバイから1時間のカタールという国は、さてどんな国か?
ドバイの人に
「カタールってどんな国?」聞くと、
・5〜6年前のドバイに似ている国
・ロシアに次ぐ天然ガス埋蔵量で潤っている国
などと言います。
日本人にとって
カタールの首都ドーハといえば、
「1993年サッカーワールドカップのアジア予選」の印象でしょう。
僕もそんな印象を持ちつつ、そしてこんな小さな国(秋田県とほぼ同面積)にも関わらず
天然ガスの埋蔵量世界第2位。
そして
1人あたりのGDPは36,000ドルと、GDP統計上は湾岸諸国でもっとも豊かな国です。
→関連記事「湾岸6カ国単一通貨2010年導入、そして2015年変動相場制へ」
しかしドーハ国際空港を降り立ってみると、日本の地方空港のような小さな空港でビックリしました。
例えるならば、沖縄の那覇空港みたいな、あるいは四国の松山空港みたいな。そんな感じでした。
空港からタクシーを拾い、ひとまずドーハのダウンタウンに向かいます。ここには古くからのスーク(市場)があります。
歴史ある市場といっても、休日のせいか賑わっている感じは無く、むしろ
「人はいずこへ?!」という感じの、
まるでゴーストタウンのようでした。休日でしかも昼間は激あつ
(この日気温38度)ですから、
みなさん、外出はせずに冷房の聞いた部屋でのんびりしているのかもしれません。
ドーハにも、HSBC、スタンダードチャータードはありました。さすがです。
どちらも古くから進出しているみたいで、自社ビルを構えています。とーっても古そうな建物でした。
それにしても中東ではこの2行はほんとよく見かけますね。さすがですねー。
もちろんここでもパワーバンテージのカードで現地通貨を引き出すことが出来ます。
ATMにカードを入れて、PINを押して金額を押すと、
"カタールリヤル(QR)"が出てきます。
本当つくづく、こういうときに
「HSBCのパワーバンテージは便利だなぁ」って思いますね。
結局今回も一度も両替していませんから。(中東で日本円の両替はレートが悪い)
→関連記事「HSBCパワーバンテージの概略その2 〜日本での現金引出について〜」
ドーハのダウンタウンは、街並みが古くてひっそりしている感じで、
「一体どこに建設ラッシュが?!」
という感じでしたが、ここから北に4キロほど行ったところが、金融センターなどをはじめとした建設ラッシュがあり、
ちょっとすごいところなのです。
→関連記事「UAE、カタール、バーレーンに相次ぎ国際金融センター建設」
次の記事で、ここ
ドーハの金融センターを中心とした建設ラッシュの模様をお届けします。
ドバイほどではありませんが、ドーハもなかなか見ごたえ満点の高層ビル群でした。
●湾岸諸国と北アフリカへの投資をご検討されている方は
こちらをご参照ください。
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Posted by causeway_bay at 06:03│
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