日本とカザフスタンが、ウランの新しい供給・調達契約を結ぶ最終調整にはいりました。
中国、インドをはじめとした大消費国の台頭で、世界的な電力需要の拡大が進むなか、
原子力発電の燃料となるウランの争奪戦が国際的に拡がってきました。
現在、日本のウラン輸入量のわずか1%を程度にとどまる
カザフスタン産の比率を2割前後まで
引き上げる内容で、近日中に日本・カザフの両政府が合意する模様です。
カザフスタンのウラン埋蔵量は世界第2位。
カザフスタンには世界のウラン埋蔵量の約5分の1があるといいます。
また、電力需要の大きな日本のウラン消費量は世界の1割程度を占めており、現在その輸入先は、
オーストラリアとカナダに大きく依存しており、輸入量の6割をその2国から確保しています。
世界的な電力需要の拡大で、ウランの価格は
高騰を続けています。
オイルマネーならぬ
「原子力マネー(?)」で、
カザフスタンにはお金持ちが続々と誕生して
いるようで、カザフスタンの
首都アンサナには、
銀座と似たようなブランドストリートもあります。
また、ドバイの不動産はロシアやカザフスタン、
ウクライナなどをはじめとしたNIS圏の人たちが
10個、20個などまとめて買ってしまうという
いわゆる「大人買い」をしていました。
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Posted by causeway_bay at 14:43│
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