アラブ連盟、イスラエルと直接交渉

本日の日経新聞国際面からの引用です。
「アラブ連盟、イスラエルと直接交渉」

アラブ連盟とは、アラブ地域の政治的な地域協力機構で、第二次世界大戦末期の1945年に創設。
本部はエジプトのカイロにあります。

現在の加盟国は、
アルジェリア、バーレーン、ジブチ、エジプト、イラク、ヨルダン、
クウェート、レバノン、リビア、モーリタニア、モロッコ、オマーン、
カタール、サウジアラビア、ソマリア、スーダン、シリア、チュニジア、
アラブ首長国連邦、イエメン、コモロ、パレスチナ解放機構（PLO）


以上22カ国です。



こういった中東和平交渉の動きの背景には、Sleeping Giant（眠る巨人）、
サウジラビアのアブドラ国王の最近の強力なリーダーシップの発揮があります。

アラブ連盟議長国のサウジアラビアは、「期限を設けて、和平に向けた真剣な直接交渉を受け入れるように
イスラエルに呼びかける」と発言し、それに対しイスラエルのオルメルト首相は、近くアラブ連盟の代表団が
イスラエルを訪問することを明らかにしています。

ここ数年のアジア地域の強烈な経済成長を見て、「中東は宗教戦争なんかで経済を低迷させてはいけない、
みんなで仲良く協力して、経済連合を構築して、アジアに負けない経済圏を作ろう！」と、
サウジアラビアのアブドラ国王は自ら中東各国に足を運び周辺国に呼びかけています。

中東に和平が来るのか？今後新しい動きとして注目する必要があります。

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Posted by kabucome at 2007年04月19日 11:51