サウジとエジプトを結ぶ、紅海横切る世界最長の海上橋

本日の日経新聞からの引用です。
【世界「最長」の海上橋・サウジ、紅海横切りエジプト結ぶ】

サウジアラビアは紅海を横切って同国とエジプトを結ぶ世界最長とみられる海上橋を建設する方針を固めました。
アブドラ国王が近く公表する見通しで、全長は50キロメートル前後で、3年間の総工費は約30億ドル（約3600億円）。
同国と並ぶアラブ世界の主要国家エジプトとの関係を強化する狙いで、近く国際入札を実施するとみられます。

この海上橋はサウジ北西部ラスフマイドとエジプト東部シャルムエルシェイクを結ぶ予定で、途中で一つの島を経由
完成すれば、ペルシャ湾で計画中のバーレーンとカタールを結ぶ海上橋（約40キロメートル）をしのぐ世界最長の
規模になるとのこと。また、サウジから石油や天然ガスを運ぶパイプラインを併設する可能性もあります。
（以上NIKKEINETより一部引用）

ここ最近、眠りから覚めつつある、Sleeping Giant（眠る巨人）サウジアラビアですが、
この紅海をまたぐサウジ〜エジプト間の橋が完成したら、中東経済圏にとって大きな経済効果があります。

参考サイト：
紅海の航空写真（フリー百科事典ウィキペディア）


インドシナ半島メコン川流域の「メコン地域開発」による経済効果も大きな期待が寄せられていますが
このサウジ〜エジプト間の海上橋もまた、両国のみならずアラブ圏全域、またアフリカ大陸にとっての
大きな経済効果が見込めることと思います。

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サウジはまた金融や重工業など産業別のメガ経済都市建設を進めております。

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サウジアラビアが国内６カ所1200億ドルの「メガ経済都市」建設

サウジは、産業多角化による長期的な安定成長を実現するために、国内６カ所に「メガ経済都市」を建設します。
事業費は今後10〜15年で1200億ドル（約14兆円）で、サウジ総合投資院（SAGIA）が支援し国内外資金を活用します。

参考サイト：
SAGIA - Saudi Arabian General Investment Authority

サウジアラビアは昨年12月、長年の悲願であった世界貿易機関（WTO）加盟もようやく果たし、
今後、様々な規制緩和を時間をかけて実行し、投資額・貿易額が大幅に増加していくことも期待できます。

サウジ〜エジプト間の橋や、メガ経済都市建設は、そのためのインフラ整備と言えます。

いま個人的に、サウジアラビアの証券会社とコンタクトをとり、色々なやりとりを進めております。
年内には、私たち日本人もサウジをはじめとしてMENA地域の個別株が買えるようになりそうな雰囲気です。

























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