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2007年08月28日

サウジアラビアの査証申請その2 〜招聘状(InvitationLetter)〜

現在、10月にサウジアラビアへ入国する計画をたてています。

5月にムバシェル証券(Mubasher Direct Broker for Financial Services)に行ったとき、
そこの親会社ナショナルテクノロジー(National Technology)の会長とお会いする機会があり、
10月半ばに、サウジアラビアのリヤドを訪問する約束をして別れました。

NTGの会長社交辞令でもなんでもなく、約束は約束。サウジアラビア人大富豪との、
男と男の約束です。行かないわけにはいきません。('ー';
⇒このお方です(NTG Chairman’s Letter)

←この写真の真ん中の方です。(NTG会長室にて in ドバイ)


そんなわけで、10月のサウジアラビア入国に向けて査証取得のための準備をすすめています。
サウジアラビアへの入国は、一筋縄ではいきません。。。色々と敷居が高いです。

関連記事&関連サイト:
サウジアラビアの査証申請その1 〜商用短期訪問ビザ(VisitingVisa)〜
サウジアラビア大使館 > サウジアラビア王国入国ビザ案内


現地企業の招聘状(サウジアラビア査証申請用)サウジアラビアの短期商用ビザ(Visiting Visa)の申請にあたっては、
サウジ現地の企業が作成して、サウジアラビア商工会議所の認証印を
もらった 〜招聘状(InvitationLetter)〜 が必要になります。

この招聘状(InvitationLetter)は、←左のような書類なのですが、
私が作成してもらったもらったものは、すべてアラビア語表記なので、
何が書いてあるのかさっぱり分かりません。ちんぷんかんぷんです。

ただ、これがあるとサウジに入国が許されるという魔法のレター。
現時点では、サウジは入国に際しそんな厳しい制限を設けています。



ただ、2005年12月に念願のWTOに加盟したサウジアラビアは、現在様々な規制緩和を少しづつ行っています。
資本や人材、物資などの出入りに関しては、GCC諸国(湾岸協力会議6カ国)に大きく開放しました。
サウジ、UAE、クウェート、カタール、バーレーン、オマーンなどのGCC居住者は、各国の出入りや株式投資は
ほぼ規制が緩和されて、各国を不自由なく出入りしたり投資することができます。

関連記事:
投資先としてのGCC(Gulf Cooperation Council)諸国

それを徐々に拡大し、今後外国人の出入国の自由や株式市場の外資開放などが行われると予測されています。
なので、このように招聘状(InvitationLetter)を必要とする査証申請は近い将来撤廃されるかもしれません。

"SAUDI is The Sleeping Giant" 〜サウジは眠る巨人〜

ドバイの金融機関関係者に言わせると、みなサウジアラビアのことをこう呼びます。
メディナメッカというイスラム二大聖地を抱えるサウジは、アラブ諸国の中でもっともイスラム教の戒律が厳しく、
これまで、特に外資に対しては多くの様々な規制を設けてきました。

2005年12月にWTOに加盟したサウジアラビアは、いまその規制を徐々に取り払いつつあります。
GCC6カ国の中で人口、国土面積、原油埋蔵量、国家財政、株式時価総額、上場企業数、すべてNo1。
そんな巨人サウジアラビアが、いままさに眠りから覚めようとしています。
そんなサウジアラビアを、ドバイの人たちは"The Sleeping Giant"(眠る巨人)と呼んでいます。
⇒サウジアラビアの査証申請その3 〜いよいよサウジアラビア大使館へ〜


↓眠る巨人サウジアラビアの上場企業たち
AME INFO FN > Public companies - Saudi Arabia

Saudi Stock Exchange(tadawul) index
Tadawul All Share Index (TASI)













↓サウジを理解するために読むべき本
アラビアのバフェット“世界第5位の富豪”アルワリード王子の投資手法(ウィザードブック125)
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リズ・カーン 塩野未佳

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