香港資産運用奮闘記 [ドバイ株・香港・海外投資・オフショアなどのネタ満載!]
アクセスカウンター
香港資産運用奮闘記
>
GCC(ペルシャ湾岸)・MENA
> DIFC(ドバイ国際金融センター)@ドバイ・UAE
2008年03月14日
DIFC(ドバイ国際金融センター)@ドバイ・UAE
先日開催されました
「ドバイ株投資完全視察ツアー」
の続きです。
ドバイ到着後の
怒涛の不動産視察デー
が終了し、ようやく金融視察デーに入りまして、
間もなく2日目の金融視察も終盤に突入です。みなさん大分お疲れかと思います。
※
怒涛の不動産視察デー
とこれまでの訪問先は以下の記事をご参照ください。
関連記事:
Business Bay(ビジネスベイ)@ドバイ・UAE
Culture Village(カルチャービレッジ)@ドバイ・UAE
Al Salam City - Umm Al Quwain(アルサラッムシティ・ウムアルカイワイン@UAE)
The Palm Jumeirah(パームジュメイラ)@ドバイ・UAE(その1)
The Palm Jumeirah(パームジュメイラ)@ドバイ・UAE(その2)
Dubai Marina(ドバイマリーナ)@ドバイ・UAE
MAC Sharaf Securities LLC(マックシャラフ証券)@ドバイ・UAE
SHUAA Capital PSC(シュア・キャピタル)@ドバイ・UAE
DIFC(ドバイ国際金融センター)@ドバイ・UAE
さて、シュアキャピタルのアセットマネジメントとインベストメントバンクに行った後、
ここ
ドバイの目玉の金融経済特区
である、
ドバイ国際金融センター(DIFC)
に行きます。
DIFC
は、ドバイ政府が世界中から金融のトップマネジメントをヘッドハンティングして、
世界でも最も競争力の高い金融センターを目指すべく、日々急速に進化しています。
DIFC
は、
「外資100%可」「利益配当送金の自由」「法人個人とも50年間無税」「外国人雇用の自由」
など
相当高いインセンティブを有する
金融フリーゾーン
で、この場所に参入を認める金融業務は、以下の6分野。
1)銀行業
2)証券業
3)資産運用業務(ファンド運営含む)
4)保険・再保険
5)イスラム金融
6)これらに付随するバックオフィス業務
しかしDIFCはまだまだ工事中の箇所がほとんどで、
左の地図全体がDIFCですが、完成して稼動しているのは、
まだ、下4分の1程度の部分です。
ちなみに、黄色部分がDIFCを象徴する凱旋門のような建物。
いわゆる、DIFCのゲート部分です。
ここは金融ビジネスを行うためのフリーゾーンですが、
住居や学校、公園なども続々と建設されています。
そして、リサーチや決済のための最高品質のインフラや、
コンピューターシステムなど、金融ビジネスを行うのに、
最高峰のビジネス基盤が整いつつあります。
シュアキャピタル
や、マックシャラフ証券の関連会社
マックキャピタルアドバイザーズ
なども入居しています。
上記6部門のうち
資産運用業務部(アセットマネジメント)
の総裁をつとめるのが
サンディ・シプトンさん
です。
サンディさんは、メリルリンチで20年以上勤められ、その後ドバイに移り現在の政府プロジェクトDIFCに引き抜かれ
ドバイ首長国政府から委任を受けて、DIFCの立ち上げ当初からプロジェクトを動かしている方です。
私はDIFC総裁のサンディさんに、昨年の3月と4月の計2回お会いしました。
彼のお話には大きな夢があって、解りやすくて、とっても素晴らしい話をたくさん聞きました。
彼のような熱い夢を持ち、それでいて強いリーダーシップのある方が、DIFCの将来を作ると思います。
関連記事:
UAEの金融制度について
DIFC(ドバイ国際金融センター)に行ってきました
DIFC(ドバイ国際金融センター)オリジナルUSBメモリ
UAE-日本ビジネスフォーラム2007に参加してきました
DIFCの中に、DIFX(ドバイ国際証券取引所)があります。
証券取引所があるといっても、
ただのコンピュータールーム
ですから、DFMやADSMとは違います。
DFMやADSMとは違うDIFXの特徴
としては、
●取引時間が月〜金曜日の11:45AM〜4:45PMである。
(⇒現地は金曜日が休日なので、DFM・ADSMは日〜木曜日の10:00AM〜1:00PM)
●上場企業数がまだ20社程度である。
(⇒流動性が非常に低く取引しにくい。DFM・ADSMはそれぞれ60社程度が上場)
●取引通貨が米ドル建てである。
(⇒DFM・ADSMはどちらも現地通貨UAEディルハム建て)
●手数料が約定の1.15%と少し高めである。
(⇒DFM・ADSMはどちらも0.275%)
●サウジ、南ア、レバノン、スイス、バーレーンなどの企業が上場されている。
(⇒DFM・ADSMはどちらもUAEのローカル企業が上場されている)
以上のような特徴で、オープン後まだ1年ちょいしか経過していないので、色々と未整備な市場です。
しかし、ドバイ首長国政府は、ここの市場を
世界一の国際金融センターにする
という大きな野望があり、
長期的には、いや近いうち大変楽しみな有望市場ではないかと思っています。
そして親会社である
ドバイ取引所(ボルスドバイ)
が、ロンドン証券取引所、米国ナスダック、そして北欧OMXの
筆頭株主となり、いまドバイが中心となって世界の証取をネットワーク化しています。
関連記事:
ドバイ政府系投資会社が北欧の証券取引所を買収?!
ドバイ証券取引所がOMXを買収するのではありません
ドバイ取引所20%出資、ナスダックと提携
とにかくDIFCは、世界の金融センターとなる日も実に現実的で、これはもう時間の問題かと思います。
"ロンドン〜ニューヨーク〜シンガポール・香港〜ドバイ"
とつながる日を夢見ながら・・・、
↓参加者のみなさんと、記念撮影。気分はオーシャンズ11(笑)
次回へつづく ⇒
ペルシャ湾ディナークルーズ(第1回交流会)@ドバイ・UAE
【ドバイ株投資完全視察ツアーに関するお問い合わせ】
※本ツアーは第2回目も開催する方向で企画をすすめています。視察企画に関するお問い合わせは、
パンローリング株式会社
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-9-18-6F
ドバイ視察ツアー室までお問い合わせください ⇒
TEL:03-5386-7391
ドバイ株投資完全マニュアル~企業情報編 特選30銘柄~ [本気の海外投資シリーズ7]
石田 和靖 デビッド・サンダース
関連商品
ドバイ株投資完全マニュアル (本気の海外投資シリーズ 5)
ベトナム株投資完全マニュアル [本気の海外投資シリーズ6] (本気の海外投資シリーズ 6)
タイ株投資完全マニュアル 企業情報編・特選41銘柄 (本気の海外投資シリーズ 4)
タイ株投資完全マニュアル 入門編 改訂版 (本気の海外投資シリーズ (2))
日本人が知らなかったタイ株
by
G-Tools
ドバイ株投資完全マニュアル (本気の海外投資シリーズ 5)
石田和靖
関連商品
タイ株投資完全マニュアル 企業情報編・特選41銘柄 (本気の海外投資シリーズ 4)
タイ株入門―割高な中国・ベトナム株からASEANの優等生へ-長期分散投資が成功をもたらす
ベトナム株 中国株に続く新興国株の成功法則
口座開設から、銘柄選び・儲け方まで ベトナム株完全投資ガイド
日本人が知らなかったVISTA株
by
G-Tools
こちらでも海外投資ネタブログを更新中です。よろしくお願いします。m(_ _)m
⇒パンローリング著者によるブログ「PanRolling投資の仲間たち」
⇒¥塾投資日記ステーション「石田和靖の海外投資チャンネル」
関連記事:
●
ドバイ
に関連する記事は以下をご参照ください
→サイト内検索「ドバイ」
新婚旅行の神田うの、ドバイ到着をブログで報告
ドバイの大洪水(実話)
昨晩ドバイから帰って来ました
ドバイ厳戒態勢!
昨日ドバイへ着きました
今日からドバイへ行ってきます
ドバイ、6000ポイント台回復
グローバルリンクアドバイザーズ:ドバイ株セミナーありがとうございました
ジャパン・デジタル・コンテンツ信託株式会社(東証マザーズ:4815)からのお知らせ〜ドバイ株無料メールマガジン創刊〜
ドバイ株投資完全視察ツアー開催のお知らせ(2008年2月12日〜17日)
グローバルリンクアドバイザーズ ドバイ株セミナー2007年12月23日 in 東京
UAE、通貨切り上げも・湾岸協力会議で外相表明
ドバイ証券取引所がOMXを買収するのではありません
ドバイ・ポート・ワールド(Dubai Port World)が来月IPO
ドバイ株投資完全攻略セミナーにNBADファンドマネージャが参戦!
75kmの距離をつなぐアラビアン・カナル(Arabia Canal)
今日からドバイへ行ってきます
ドバイ経済特区長官緊急来日!先着100名!UAE不動産・株式セミナー
アブダビ証券取引所(ADSM)投資家登録申請書の書き方
アブダビ証券取引所(ADSM)の投資家コード
ドバイ株投資完全攻略セミナー 10月28日(日)開催 -早期割引
湾岸協力会議(GCC)の通貨統合は延期に
ドバイ取引所20%出資、ナスダックと提携
UAEが北朝鮮と外交関係を樹立
アブダビ政府系投資会社、コスモ石油の筆頭株主に
エミレーツ航空(Emirates Airline)の株を買いたいのですが・・・。
アラブ王子、ウエートレス見習いと結婚 旅先で一目惚れ
ドバイのエマールプロパティが北朝鮮に進出?!
マークモビアスさんが本格的にMENA地域に投資を開始
映画産業向け経済特区 ドバイスタジオシティ(Dubai Studio City)
UAEが地球温暖化に対処する省エネ地区「グリーンシティー」の建設を発表
ドバイマリーナ(Dubai Marina)に行ってきました
エミレーツヒルズ(Emirates Hills)に行ってきました
パームジュメイラ(The Palm Jumeirah)に行ってきました
シュアキャピタル(SHUAA Capital PSC)のTさんとお食事
ヨハネスブルク証券取引所(南アフリカ)四季報
ドバイ・名古屋・大阪から帰りました
気温45度のドバイに到着しました
いざドバイへ向けて、出発
All About 戸松さんのおすすめガイド記事に"ドバイの魅力とリスク"が掲載されました
新刊のお知らせ 〜ドバイ株投資完全マニュアル〜
ドバイ株投資完全マニュアル amazonプレゼントキャンペーン!
ドバイの不動産情報その2 〜ドバイの不動産はバブるか?!〜
ドバイの不動産情報その1 〜意外とそれほど高くない?ドバイの不動産〜
ドバイ×ベトナム投資セミナー開催! in 東京/大阪/名古屋/広島(6月)
ユニバーサル・スタジオ、ドバイにテーマパーク建設へ
驚異的な売上を記録するドバイのサマーセール
エミレーツ航空が好決算、航路を更に拡大
2016年の夏季五輪にドバイが立候補?!
中国向けを大幅に抜いている中東・アフリカ向けの建設機械輸出
"世界最先端!ドバイ株投資オンラインセミナー"がDVDになりました
ドバイ株投資オンラインセミナー、多数のご参加ありがとうございました!
アラブ連盟、イスラエルと直接交渉
アフリカの政府・金融機関、国際市場で起債続々
ドバイは砂漠の国なのに水が安くて美味しい?!
世界最先端!ドバイ株投資オンラインセミナー、4月12日(木) 開催のお知らせ
ドバイは香港同様、様々な情報がスピーディに集まる街
UAEの証券取引所比較
DIFC(ドバイ国際金融センター)オリジナルUSBメモリ
ドバイの独立系ニュータイプオンラインブローカー"MAC Sharaf Securities"
ドバイ近郊のベッドタウン、シャルジャに行きました
DIFC(ドバイ国際金融センター)に行ってきました
ドバイに到着しました
ドバイの宝くじ 〜Dubai Duty Free's Millennium Millionaire〜
ドバイにてカメルーン人の仏銀バンカーに出会う
今日から ドバイ(Dubai・UAE)へ行ってきます
砂漠のオアシスドバイからです。この街すごすぎ・・・・
エミレーツ航空のエコノミークラスは、メールの送受信ができます
ドバイ(Dubai・United Arab Emirates)のDVDが完成しました
HSBC Bank Middle East(ドバイのHSBC)でディルハム通貨を引き出す
ドバイ観光には"THE BIG BUS"での移動がおすすめ
ドバイの石油開発会社THANI INVESTMENTS(タニインベストメント)を訪問しました
2009年の開業を目指すドバイの地下鉄(Dubai Metro)
2016年の開港を目指すドバイの新空港ジェベルアリ国際空港(Jebel Ali Airport)
ドバイの高級不動産はイギリスの5分の1の価格?!
投資先としてのGCC(Gulf Cooperation Council)諸国
●
サウジアラビア
に関連する記事は以下をご参照ください
→サイト内検索「サウジアラビア」
Granada Malls(グラナダモール)@リヤド・サウジアラビア
Kingdom Tower(キングダムタワー)@リヤド・サウジアラビア
Al Faisaliah Center(フェイサリヤセンター)@リヤド・サウジアラビア
SABIC(サビック)@リヤド・サウジアラビア
リヤドからドバイへ戻る飛行機
リヤドという街 〜アラビア語で庭園を意味する街〜
サウジアラビアにきました
シュア・キャピタル(SHUAA Capital PSC)のサニーさんとサウジアラビアねた
サウジアラビア戦闘機72機購入、イラン警戒で軍拡
サウジアラビアの査証申請その4 〜商用短期訪問ビザ受け取り〜
サウジアラビアの査証申請その3 〜いよいよサウジアラビア大使館へ〜
サウジアラビアの査証申請その2 〜招聘状(InvitationLetter)〜
サウジアラビアの査証申請その1 〜商用短期訪問ビザ(VisitingVisa)〜
アラビアのバフェット"世界第5位の富豪" アルワリード王子の投資手法
サウジのアルワリード王子率いるキングダムホールディングが来月上場
サウジアラビアの証券会社ムバシェル証券(Mubasher)へ行ってきました
サウジとエジプトを結ぶ、紅海横切る世界最長の海上橋
サウジアラビアが国内6カ所1200億ドルの「メガ経済都市」建設
湾岸6カ国単一通貨2010年導入、そして2015年変動相場制へ
愛・地球博☆EXPO2005レポートその3 〜サウジアラビア館〜
●
カタール
に関連する記事は以下をご参照ください
→サイト内検索「カタール」
ドーハ(カタール)の宝くじ 〜Qatar Duty Free's Millionaire〜
ドーハ(カタール)の金融センターと建設ラッシュ
ドーハ(カタール)に行って来ました
香港資産運用奮闘記
>
GCC(ペルシャ湾岸)・MENA
> DIFC(ドバイ国際金融センター)@ドバイ・UAE
Posted by causeway_bay at 11:15│
Comments(0)
このBlogのトップへ
│
前の記事
│
次の記事
名前:
メール:
URL:
情報を記憶:
※コメント入力時に、引用文に全角の「>」をつけると
赤の太字で強調表示
されます
コメント:
このページの上へ▲