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2008年03月20日
帰化申請。その後・・・
先日、
帰化申請が完了した日記
を書きました。
(・・・くどいようですが、もちろん私がドバイに帰化申請したわけじゃぁありません・笑)
今度は、帰化申請完了したミャンマーの友人の、奥さんと子供2人(全員ミャンマー国籍)の、
日本の在留資格をとらなくてはなりません。
家族全員帰化申請すればよいではないか?
と、みなさん思うでしょうけど、
1) 家族は日本語ができない
2) ミャンマーに不動産を持っている
など、家族が夫と同時に帰化申請できない様々な理由があるのです。
1)は、法務省提出の理由書だけを日本語で書けて、面接官の質問に答えられるだけの、
最低限の日本語を数日間かけてマスター特訓すればなんとかなりそうな気もしますが、
2)は、ミャンマー国籍を外れると、なんとミャンマー国内の不動産は政府に没収されてしまうのです。
なので、せっかく作ったマイホームをみすみす軍事政府に寄与するようなことはしたくない
(そりゃそーだ)ということで、奥さん子供たちは、ひとまずミャンマー国籍を守ることにしました。
でも、家族ですから、日本で一緒に滞在するために、在留許可をとらなくてはなりません。
その、労働でもない、投資経営でもない、学生でもない、帰化申請した夫の配偶者であるという在留許可が、
これまたややこしい書類多くてまいった!
夫婦2人が出会った日付、場所、恋愛かお見合いか、そしてその紹介者名と住所、電話番号などまでも
記入しなくてはなりません。とにかく、その面倒な書類を作るために、2人が出会って結婚するまでの
経緯をこと細かく聞いて(自分は、桂三枝か?!)、どこに何を書くかアドバイスしてあげました。
出会ってから結婚するまでの経緯をその日付とともに記入し、
結婚するまでの海外渡航歴(入国日、出国日もちろんすべて記入)、
結婚式の参列者名、結婚証明書の日本語訳・・・・などなど、
とにかく日本語の分かる日本人でも、それを書くのはいやになるほど。
←2人がデートした場所(ミャンマー・マンダレー城)
そもそも、そんなこと覚えてるわけないだろう〜?!
って思うようなことを、とにかくこと細かく書かされるわけです。
しっかし日本という国は、奥さんと出会ったときの愛のキューピットの名前や住所や電話番号など聞いて、
いったい何の意味があるのだろうか・・・?と思うのですが。
確かに偽装結婚で不正入国という問題もありますからね、そう簡単に手続きができるのもそれはそれで問題ですが。
まぁとにかく悪人のために善人がとばっちりですよね。
ちなみにうちの会社のそばの中国大使館では午前中人でごった返しております。
また、彼はミャンマーの家を売るというのも、選択肢としてアリなんですが、
奥さんの弟や母親なども一緒に住んでるので、ちょっと今の時点では難しいようです。
名義は奥さんと夫のものらしいので、2人が名義から外れると、手放すことになるそうですから。
私はミャンマーの不動産制度に関しては全然詳しくありませんから、
もしご興味のある方は専門家に聞いてみてください。
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アバクロ 銀座
at 2010年03月13日 04:45
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