今年の6月前半に、北極圏にかかる国
アイスランドへ行ってきました。
そのときの出来事を(気が向いたら・・・)少しづつアップしていきます。
(ドバイもスーダンもカタールもサウジも、まだまだ書ききれてないのですが・・・。)
関連記事:
アイスランドの電力会社「レイキャビクエナジー社」
最果ての都「レイキャビク」に到着
アイスランドにも証券取引所があります。
アイスランド証券取引所(以下ICEX)は、1985年に設立され、
今ではNASDAQ OMXのグループに入り、北欧の主要なマーケットとして機能しています。
私は、
6月11日(水)に、ここNASDAQ OMX ICEXの会長にアポイントをとり、
証券取引所を訪問して色々とおなかいっぱいになるほどのお話を聞いて、
持ちきれないほどの資料をいただいてまいりました。
ICEXには現在、28社が上場しています。
そのうち、24社がアイスランド国籍の企業、
残り4社は
フェロー諸島(デンマーク領)籍の企業です。
フェロー諸島というのは、ノルウェーとアイスランドのちょうど中間に位置する大西洋上の小さな島です。
デンマーク領ではありますが、独自の自治体制をとっております。
人口は48,219人、首都はトースハウン。一人あたりのGDPは22,000ドルです。
ここトースハウンにレイキャビクやコペンハーゲンから毎日直行便が就航しており、
アイスランド人やデンマーク人が遊びに出かけると聞きました。
ここフェロー諸島の企業でアイスランドに上場している企業は、以下4社となります。
Eik Banki P/F (FO-EIK) (銀行)
Foroya Banki P/F (FO-BANK) (銀行)
Atlantic Airways P/F (FO-AIR) (航空)
Atlantic Petroleum P/F (FO-ATLA) (石油)
カッコ内の記号は証券シンボルで、
FOというのはフェロー諸島籍の企業につけられた記号です。
アイスランド籍の企業にはこの記号はついていません。この4社以外はすべてアイスランド国籍の企業で、
主なセクターは、
銀行、投資、メディア、アルミニウム、食品、航空、物流、ITなどといった感じです。
残念ながら、環境エネルギー系の企業や
レイキャビクエナジーのような魅力的な電力会社は未上場なのですが、
今後ノルディック(北欧)市場のどこかに上場してくるのではないかということを言っていました。
ICEXは首都レイキャビクの中心部、綺麗なオフィスビルに入居していました。
ビルの1Fがアップルコンピューターのショールームになっており、とてもおしゃれなビルです。
上記の写真が、NASDAQ OMXアイスランドの会長と、その秘書の女性。
会長は結構お若い方(50歳前後かな?)で、アイスランドの今後の長期的な成長性を熱く語ってくれました。
証券取引所以外にもたくさんの企業を訪問して、多くの社長とお会いして色んなお話を聞くことができたのですが、
みな
アイスランド経済に関してはとても強気です。
欧州で一番のGDP成長率と
世界第5位の一人あたりGDPというのは、他のEU諸国も一目おいているようです。
「十分豊かなのに成長率が高い」という側面は、シンガポールやドバイ、カタールなどと似ていますね。
私としては、今のところ、投資会社の
Exista hf(エグジスタ)、
アルミ精錬の
Century Alminum(センチュリーアルミニウム)、
食品機械の
Marel Food Systems hf(マレルフード)といった企業に
長期投資の魅力を感じています。また後日それらの企業訪問記の載せていきたいと思います。
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Posted by causeway_bay at 16:32│
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