さて、
キンキンに冷えたフレッシュグアバジュースで喉の渇きを潤した後も、
スーダンの銀行めぐりは続きます。
色んな銀行や両替屋を紹介してもらうのですが、
とにかく日本円の両替は困難。
この国では、
日本円の通用度は完璧ゼロと言ってもいいでしょう。
スーダンへ訪問する際は、米ドルかユーロの現金を多めに持参しましょう。
バンク・オブ・ハルツームで、
エキスポートデベロップメントバンクを紹介してもらいました。ここはその名前のごとく、
「Export Development Bank(輸出開発銀行)なので、外貨を多く扱ってるのではないか?」
との、バンク・オブ・ハルツームの担当者が言っておりました。
そしてその本店も、ここハルツームのバンクストリート近辺に位置しています。が、しかし・・・
あっけなくここも撃沈。円⇒スーダンポンドへの両替はなかなかできません。
とにかくどこの銀行行っても両替はできないのですが、以下のような親切な対応をしてくれるわけです。
わたし:
「日本からやってきて、日本円しか持ってないのだけど、どこかで円をスーダンポンドに両替できないものか?」
銀行の担当者:
「ブルーナイル・マシュレグ・バンクだったら、外国人のお客さんが多いから替えてくれるかも」
わたし:
「それはここから近いのですか?」
銀行の担当者:
「いま場所教えてあげるから、ちょっと待ってて」
・・・と、こんな感じでやりとりをして、地図を書いてもらって、次の銀行へ行き、また同じことの繰り返しで、
結局銀行6〜7件、両替屋も6〜7件ほどたらい回しにされるのですが(笑)、とにかくスーダン人は親切で、
「日本円の両替は○○に行けばできるかもしれない」
と、必ず言ってくるので(笑)、あきらめがつかずに次の銀行へと足を運ぶこととなります(笑)
そしてまた同様に、
エキスポートデベロップメントバンクの担当者が、次の銀行を紹介してくれました。
ブルーナイル・マシュレグ・バンク(Blue Nile Mashreg Bank)!
「おぉ!名前がカッコイイ!(笑)」
ちなみにUAEには、大手銀行で
マシュレクバンク(Mashreq Bank)というのがありますが、
そこと、
ブルーナイル・マシュレグ・バンクがどのような
関係があるのかは、ちょっと分かりません。
「スーダンは暑い!エアコンの効いている建物も少ない!」
ということを、前にお話しましたが、
銀行はもちろん涼しいです。
さすがに、銀行にはきちんとエアコンが完備されておりまして、
ホワイトカラーのスーダン人がみんな涼しげに仕事をこなしています。
ブルーナイル・マシュレグ・バンクに限ったことではありませんが、
どこの銀行にも、←受付にこのようなソファと水タンクが置いてあり、
酷暑のハルツームの街中を、このような銀行の入り口で涼んでいる
スーダン人なども多く見かけます。
このオジサンに、
「いっやー、スーダンは暑いですね〜?」と声をかけたら、
「今日は涼しいよ」と軽く流されてしまいました。
そんなこんなで結局ここでも円⇒スーダンポンドへの両替はできず、ここ
ブルーナイル・マシュレグ・バンクでは、
「セントラル・バンク・オブ・スーダン(中央銀行)に行けば両替できるかも」
と言われ、ついに
スーダンの中央銀行、いわゆる発券銀行にまで乗り込むはめになってしまいました。
次回につづく ⇒ スーダンの銀行めぐり(その5) 〜ついに中央銀行へ〜
関連記事:
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スーダンの銀行めぐり(その5) 〜ついに中央銀行へ〜
スーダンの銀行めぐり(その4) 〜スーダンの銀行はエアコンが効いています〜
スーダンの銀行めぐり(その3) 〜スーダンの喫茶店にて〜
スーダンの銀行めぐり(その2) 〜かなり優しいスーダンの銀行員〜
スーダンの銀行めぐり(その1) 〜スーダンポンドを調達するために〜
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Posted by causeway_bay at 15:28│
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