昨日は、ドバイとGCC漬けの一日でした。
午前中は
ドバイ・エアポートフリーゾーン庁(DAFZA:Dubai Airport Freezone Agency)
の主催による、パーク・ハイアット東京での豪華ランチ付きセミナーでした。
こちらのブログの管理人であるエマージングさんはじめ、
WIの仲間たちと参加してきました。
DAFZAは、
6000社が進出する港湾特区ジュベル・アリ・フリーゾーン(JAFZA)と対抗するかのように、
その優位性をプレゼンしており、立地のよさや航空ハブとしてのドバイの魅力をPRしていました。
たしかに今のドバイはとんでもないほどヒドイ大渋滞で、市内からジュベルアリまで1時間近くかかり、
朝夕の通勤時間帯にかかると、片道1.5時間、往復3時間は覚悟しなくてはならないほどです。
そのジュベルアリと比べて、立地は勝り、インフラや初期投資なども引けをとらないほど魅力的な
ドバイ・エアポートフリーゾーンは、ジュベルアリに負けずに世界の名だたる企業が続々入居しています。
キャタピラー、エアバス、ボーイング、シェブロン、川崎重工、三菱商事、ポルシェ、ヴォルクスワーゲン、
フェラーリ、いすず、マセラッティ、ロールスロイス・・・など、大型製造業が多数進出していますが、
ここ最近は、
ハインツ(Heinz)などの食品や、レブロン(REVLON)、エスティ・ローダー(ESTEE LAUDER)、
クラランス(CLARINS)、ピーアンドジー(P&G)、ジョンソンアンドジョンソン(Johonson&Johonson)、
などといった、欧米系化粧品・日用品企業の進出が目立ってきたとのことです。
進出する企業の国籍別内訳によると、
ジュベルアリはイラン・パキスタン・インドなどの周辺国が多いのに対し
ドバイ・エアポートフリーゾーンは、欧米・アジア系が多く進出しています。
今後経済成長の伸びしろが大きい中東・アフリカ地域に進出する企業にとっては魅力です。
今後進出企業数も増えることが予想されることから、様々な拡大計画がお話されていました。
(↑深夜2時だというのに大混雑のドバイ国際空港出発ターミナル
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そして午後は、ドバイの
マックキャピタルアドバイザーズ(MAC Capital Advisers)の、
ロバート・マックミラン会長による日本の機関投資家向け中東セミナーでした。
機関投資家向けセミナーなのに、ロバート・マックミラン会長にお招きいただき参加してきました。
こちらのセミナーでは、日本の銀行や信託銀行向けに、「GCC・中東経済の今後を語るお話」や、
日本企業のDIFX上場へ向けたアドバイスや、ドバイから日本企業への投資・M&A案件など、
そういった日本とUAEをつなぐためのお話など、結構盛りだくさんでした。
こちらは、結構名だたる銀行や信託銀行の海外投資事業部長クラスの方々が多く参加されていました。
私は一参加者として出席したのですが、セミナーの途中でいきなり
「石田さん何かしゃべってください」と、
何の準備も無く振られたため、かなり面食らいましたが(汗)、色々な方とお知り合いになれてよかったです。
簡単な自己紹介と、私とUAEの関わり合い、その中で何を感じているか。
・・・など、軽く10分程度お話させていただきました。参加者のみなさまありがとうございました。
「GCCは実体経済に対して、金融危機の影響はほとんど受けていない」と、
ドバイの首長シェイク・ムハンマドがおっしゃっていたそうですが、
銀行が増収増益発表しているのは
確かにこの地域くらいではないでしょうか。。。
あ、そうそう来週末からまた1週間ドバイへ行くことになりました。
もうだいぶ涼しくなってきたので、ドバイの街を歩いて回るにはとってもいい季節ですね!
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Posted by causeway_bay at 13:07│
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