週末沖縄に行ってきました。仕事ではなく休暇です。
私ツイッターでもつぶやいていました。
ぜひフォローしてください。f(^_^;
さて、私は沖縄は大好きで、もうかれこれ10回以上は行っているのですが、
首里城を真剣に時間をかけて見学したのは、実は今回が初めてなのです。
首里城に行くと、沖縄の歴史がひと通り理解できますね。いい場所です。
みなさんご存知のように、
沖縄は独自の文化を持っています。
沖縄は、1429年〜1879年までの間、
【琉球王国】と呼ばれ、
沖縄本島を中心に存在した独立した王国だったのです。
琉球王国。その最盛期には、大国の明や清と隣接する地の利や、
日本の鎖国政策の間にあって、東シナ海の地の利を生かした
【中継貿易(再輸出拠点)】として大きな役割を果たしました。
まさに、
【現在の香港・シンガポールやドバイなどと似たモデル】です。
琉球王国の交易範囲は、近隣国から東南アジアにまで広がり、
特にマラッカ王国(現在のマレーシア:マレー系イスラム港市国家)
との深い結びつきが知られており、
◆沖縄は歴史的にイスラムの文化も混在している◆
との見方もあります。
歴史的に再輸出拠点として発展してきたので、
沖縄には世界の色々な文化が混在しており、異国情緒漂う雰囲気です。
そんな、
【再輸出拠点】として華やかな全盛期をたどってきた沖縄が、
現在は
【軍事拠点】として機能しています。
昔は、世界の色々な国との経済的な結びつきがあったのに対し、
現在は米国の経済が沖縄を支えているかたちになっています。
米軍基地(普天間)の移設先として、辺野古が問題になってました。
この、辺野古地区の海も見てきましたが、とても綺麗な海です。
辺野古はジュゴンが生息する海としても有名です。
ジュゴンは絶滅危惧種で、天然記念物に指定されています。
普天間基地の移設先も白紙に戻り、日米関係が問われる民主党。
日本の国家安全保障を考えると、今の日本にとって米軍基地は不可欠で、
そのような状況が続く限りは、沖縄が全盛期の頃のような、
中継貿易(再輸出拠点)として再び活況を取り戻すのは難しい。
素晴らしい素材をたくさん持ちつつも、それらを国のために犠牲にし
沖縄経済が縮小している。とてももどかしい気持ちで一杯になりました。
◆歴史は大きく動きます◆
沖縄もそうですが、いままさに世界中が大きな変革期です。
変革期に何が起こるか?どのような方向へ向かうか?
それはほとんど多くのことが、歴史から学ぶことができます。
◆そして歴史は繰り返す◆
何度も何度も繰り返して、その都度新たな試みで乗り切ってきた人類。
新陳代謝を繰り返していくことが、次への発展へとつながっていきます。
過去の歴史を振り返り、2010年以降がどんな年になっていくのか?
みなさんで一緒に考えてみませんか?
2月23日、以下のイベントを行います。
お友達をお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。交流会もあります。
『1970年代オイルショックとイスラム革命で世界はどう変わったのか?』
【WITV 特別セミナー 〜2010年の経済展望〜 】
<2010年、ニッポンはどうなる?!世界はどうなる?!>
日時:2010年2月23日(火) 19:00〜21:00 (受付開始18:40)
場所:ワールドインベスターズ・トラベルカフェ六本木店
費用:1000円(軽食・ドリンクつき)
ワールドインベスターズTV が、もっともみなさんにお伝えしたい
「グローバルマクロの観点からの2010年の経済展望」を考えてみましょう。
三菱UFJ証券 経済調査部チーフエコノミストの水野和夫氏を特別講師にお招き
私、ワールドインベスターズTV総合プロデューサーの石田和靖がナビゲート。
いつものように、後半に懇親会もありますので、
講師や参加者たちとの交流も深めながら、世界経済を学んでみましょう〜!
どうぞお気軽にご参加ください!
詳細とお申し込みは以下のリンクから。
『1970年代オイルショックとイスラム革命で世界はどう変わったのか?』
【WITV 特別セミナー 〜2010年の経済展望〜 】
<2010年、ニッポンはどうなる?!世界はどうなる?!>