2010年1月4日にグランドオープンした、ドバイの巨大プロジェクトのひとつ、
超高層ビル「ブルジュカリファ」と「ダウンタウンブルジュカリファ」!
このビルがまだ建設が始まった頃からこの地を見ていますので、正直このビルの完成は感無量です。
完成前は、多くの方が、
「ホントにこんなもの作れるのか?!」と思ったと思いますし、
僕もそう思った人間のひとりです。
ブルジュカリファもパームジュメイラも、多くの人に「できるわけないだろう?!」と思われつつも、
それらをことごとく実現させてしまうドバイの原動力が僕は好きです。
このブルジュカリファ、電気系統の故障などもあったり、急ぎすぎて作った分、色々問題もあるのですが(笑)
私たちが行ったときが、ちょうど電気系統の故障でエレベータメンテナンスと重なりまして、
1万2000円もする展望台の完売済みチケットをすべて払い戻しするというハプニングが起きていました。

ドバイ今回が21回目の渡航になるのですが、この街の面白いところは、
来るたびに街の景色が変わっている
来るたびに新しい道ができている
来るたびに何か大きなニュースがある
・・・など、とにかく話題の尽きない街です。
ドバイに来るたびに、少しづつ天に向かって伸びていくブルジュカリファの姿はまるで生きているかのようで、
その超高層ビルが本当に完成してしまったんだなぁという感動すら覚えた今回の旅でした。

この巨大すぎる超高層ビル、ブルジュカリファはドバイ政府系不動産デベロッパーのエマール・プロパティーズが、
約15億ドルを投じ5年がかりで完成させた、ドバイを象徴するかのような巨大プロジェクトです。
もともとはブルジュ・ドバイと呼ばれていましたが、急遽ブルジュ・カリファ(Burj Khalifa)と改名されました。
ちなみに、ブルジュは「塔」、カリファは「UAE大統領の名前」です。
1月4日の完成式典の際に、急遽名前の変更があったので、道路標識やWeb、パンフレットなど、
一部改名が追いついていないそうで(笑)、ところどころ未だにブルジュ・ドバイの名が記載されているものもあります。
ブルジュ・カリファの周囲には、世界最大のショッピングモールである
ドバイ・モールや、
ジ・アドレス・ダウンタウン・ブルジュドバイといったおしゃれな高層ビル、また、
スーク・アル・バハという古代バビロンをイメージした雰囲気のよいショッピングモールなど、
たくさんの商業施設や高層ビル、また人造湖が取り囲んでいます。

ここ一帯を、
ダウンタウン・ブルジュ・カリファと呼ぶのですが、とにかくものすごい観光客の数でした。
夜18時になるとダウンタウンブルジュカリファの湖で、20分おきに5分程度の噴水ショーがはじまります。
毎回、クラシックだったり、イスラム音楽だったり、インド音楽だったり、ハウスだったりと、
色々な音楽に合わせて、幻想的な光と水のショーがはじまるのですが、このショーが見れるレストランは、
あらかじめ予約を入れておかないと、入れない状態でした。
(私たちは、スークアルバハのアジア料理屋さんの2階テラス席を確保しました!)
ここから見上げる夜のブルジュ・カリファと、湖に逆さ富士のように映るその姿。
そして20分おきに見せてくれる、光と水のショーは、実に幻想的で、
お酒はよく進むものの、うっとり見とれすぎてしまって食事が進みませんでした(笑)
ダウンタウン・ブルジュ・カリファは、かなり広いです。
ブルジュ・カリファを取り囲むように湖があり、その周りにまた様々な高層ビルや施設があるのですが、
夜は散歩しているだけでもとてもいい雰囲気で、あちこちで観光客が写真撮影をしていました。

私たちは周囲を散歩しながら、
ジ・アドレス・ダウンタウン・ブルジュ・ドバイの最上階(63F)にあるバー、
NEOS(ネオス)へ行きました。ここでみんなで2次会(笑)
・・・と、張り切って行くとここも超満席!
外国人のビジネスマンや観光客でごったがえしていました。
しかし、店員さんの計らいで、閉鎖していた奥の個室を空けてくれました。
10人でネオスの贅沢な個室を貸切。夜のダウンタウン・ブルジュ・カリファを独り占め状態でした。

★中東の経済・投資情報、ワールドインベスターズTVでも逐次動画で配信していきます★
⇒次回につづく(次はDPワールド)