スリーピングジャイアント(眠れる巨人)と言われている国をご存知ですか?
中東・アフリカ各国へ訪れると、金融機関や政府系ファンド関係者はみな、
サウジアラビアのことを「スリーピングジャイアント」と呼びます。
ご存知の方も多いと思いますが、
サウジアラビアは現在外国人に対して投資の規制があります。
「メッカ」と
「メディナ」というイスラムの二大聖地を抱えるサウジは、
イスラム諸国のリーダーでなければいけません。
なので、イスラム諸国の中でも最も戒律が厳しく、
これまで外資に対してもさまざまな規制を設けてきました。
2005年末にWTOに加盟を果たしたサウジアラビアは、
現在、その規制を徐々に緩和しつつあります。
「眠れる巨人が徐々に眠りから覚めつつある」といったところでしょうか。
さて、一体サウジアラビアは何が巨人なのか?
(1)GCC域内で最大の人口(2700万人)
(2)GCC域内で最大の国土面積(日本の5.6倍)
(3)格付けの高い国家財政
(4)若年層の多い人口ピラミッドと高い人口増加率
(5)原油埋蔵量は世界ナンバーワン
(6)造水プラントによる水の供給量は世界ナンバーワン
・・・砂漠の国サウジアラビアには意外にも綺麗な水が豊富にあるので、
(7)灌漑農業が発達しており食料自給国となった
(8)小麦は輸出国
・・・など、食料の自給率が高いというのも意外な特徴です。さらに、
(9)アラビア半島の中心に位置し、世界的な貿易拠点となる
(10)よって中東のデトロイトを目指すという政府戦略
など、イスラム世界では馴染みのなかった、「製造業」というビジネスが、
今後急拡大し、サウジアラビアの経済を底上げしていくこととと思います。
そして、サウジアラビア政府はそういった分野のメガ経済特区の建設・稼動を開始しています。
サウジアラビアのこれら巨大な経済都市開発は、政府の投資受入窓口であるサウジアラビア総合投資院(SAGIA)が
支援・管轄し、ドバイの巨大開発会社エマールプロパティーズが開発を手がけています。
紅海沿岸でアフリカ大陸へのゲートウェイ、サウジアラビアのジェッダ港。
そして欧州へとつながるスエズ運河への入り口に差し掛かる、
巨大経済特区「キング・アブドラ・エコノミック・シティー」
ここは、居住人口200万人、雇用数100万人と予測され、
その投資額は270億ドル(約2兆4000億円)を予定しています。
外国投資への規制が残っていたサウジアラビアであるからこそ、
世界的な金融危機の影響もさほど受けずに、安定した成長を続けています。
そしてグローバル化が急速に進みつつあるいま、
サウジアラビアもこの波に乗るべく、多くの外国企業誘致を行っています。
そこには、税制・インフラ・融資・出資・政府調達・人材など、
あらゆる側面から、外国企業にインセンティブを与え始めており、
私たち日本人にも、非常に大きなチャンスがやってきました。
また、個人投資家にとっても、これまで投資することのできなかった
サウジアラビア証券取引所(TADAWL)が、近日開放されるという噂もあります。
★サウジアラビアの企業や証券取引所、そして経済特区、アフリカへの港★
このようなものを見て回る、「サウジアラビア視察ツアー」を、
「ワールドインベスターズTV&サウジアラビア大使館」の主催で行います。
色々なものが外国人に開放される、その一足早めに、巨大なサウジを自分の目で確かめ、肌で感じ、
人脈を作る、そんなツアーです。中小企業の経営者、幹部クラス、投資家などを対象とした内容となります。
日程: 2010年6月18日(金)〜6月27日(日)の10日間
行程: リヤド、ジェッダ、マダンサーレなどサウジアラビア各都市
銀行、石油化学、製造業、証券取引所、造水プラントなどの企業を訪問し、人脈をも作り、
ジェッダに移動し、巨大なエコノミックシティのプレゼンテーションを聞き、
聖地メディナから紅海沿岸の絶景地帯をバスで移動し世界遺産マダンサーレへ!!
首都リヤドでは、アラビアのバフェットの異名を持つ、アルワリード王子のキングダムタワーの中の
フォーシーズンズホテルに宿泊予定。
・・・ほか、色々な企画や豪華特別ゲストも思案中です。
「ワールドインベスターズTV」&「サウジアラビア大使館」の
サウジアラビア視察ツアーは、 2010年6月18日(金)から10日間の予定です。
◆詳細は決まり次第、こちらのメールにてご案内いたします。
◆ご興味のある方は、ぜひこの日程を空けておいてください!
※2010年6月18日(金)〜 6月27日(日)の10日間です。