香港資産運用奮闘記GCC(ペルシャ湾岸)・MENA > 新しい時代のファトゥワで社会問題になっているサウジアラビアの宗教家バラーク氏
2010年03月29日

新しい時代のファトゥワで社会問題になっているサウジアラビアの宗教家バラーク氏

アラブの21か国と1機構が加盟するアラブ連盟
リビアのシルトで開かれていたアラブ連盟首脳会議が昨日(28日)閉幕しました。


アラブ連盟、今回の会議の最大の議題は、

イスラエルが承認した、アラブ人が多数を占める東エルサレム地区における
「ユダヤ人入植者向け住宅1600戸の新規建設」に関する問題でした。




★「東エルサレム」って、どんなところでしょうか?★



「東エルサレム」は、ヨルダン川西岸地区に位置する地域で、1967年の第三次中東戦争後、
イスラエルが実効支配しています。また、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地として知られています。

1994年に締結したイスラエル・ヨルダン平和条約で、ヨルダンは東エルサレムの領有を放棄しましたが、
パレスチナ自治政府は、「東エルサレムは、将来に独立国家が実現した際の首都」と位置づけています。


アラブ連盟は今回の会議で、「エルサレムのユダヤ化」の阻止を目的に、「東エルサレム地区における
ユダヤ人入植者向け住宅1600戸の新規建設」に対し、政治的および法的措置を盛り込んだ「行動計画」を採択。
そしてさらに、エルサレムに居住するパレスチナ人を支援するために、5億ドル(約460億円)の拠出を決めました。


聖地を巡る対立、こう着状態が続いています。

「聖地を巡る対立」、それに対して、「神殿をぶっ壊せ!」と唱えるサウジアラビアの著名なイスラム宗教家がおります。

サウジアラビアの宗教家、彼の名は「バラーク氏」


「バラーク氏」は、現在サウジで非常によくメディアに取り上げられる方で、コーラン(イスラム教の経典)には
書かれていない、新しい生活習慣を考慮し、イスラム教に新しい風を吹かせようとしている人物です。


ただ、大きな反発もあり、そうそう一筋縄ではいきませんが、いまのイスラム地域には、
このような「新たな革命家」が出現し大きく変わろうとしている一面もあるのです。


先日(3/26)のワールドインベスターズTV生放送は、サウジアラビア3年在住、エジプト6年在住の経験をもつ、
拓殖大学イスラム研究所の「齊藤力二郎さん」をお招きして、

イスラム宗教家「バラーク氏」と、今イスラム圏が急激に変化していること。

そんなことをお話伺いました。


以下、一週間限定の再放送分になります。
是非、サウジアラビアの宗教家「バラーク氏」のお話ご覧ください。↓↓


1【ライブアーカイブ】ドバイ政府 ドバイワールド支援表明
ゲスト:齊藤力二朗「日本人の知らないイスラム世界」(2010/03/26放送分)






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Posted by causeway_bay at 15:12│Comments(0)

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