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2004年11月23日

オクトパスカード

2004.11.19 香港徒然1日目キャセイパシフィック航空CX521便で成田から香港へ。

成田発16:20→香港到着20:45。香港に着いたら爽やかな秋の夜だった。
これまで蒸し暑い時期の香港が多かったため、今回の気候はかなーりヨイ。

11月の香港は気候もよいし、上海蟹の美味しい季節だし、大変オススメ。
但しその分、飛行機もホテルもメチャ混み(><)飛行機はキャンセル待ちでギリギリ乗れた。
ホテルも渡航3日前にようやく空室確認できて土壇場になって尖沙咀(チムサァチョイ)のホリデイインを予約できた。

香港国際空港から、黄色のダブルデッカー、シティバス城巴A21番系統で約45分、運賃はHKD33(約460円)、
2階席の一番前に座り尖沙咀(チムサァチョイ)へ向かう。空港からのバス運賃は現金支払は×。
バス停近くの窓口でチケット購入もしくはオクトパスでの支払いのみ。もちろん僕はオクトパスでスマートに支払い。
香港の非接触式IC電子マネー「八達通(オクトパスカード)」は、とても便利。

オクトパスロゴMTR地下鉄KCR九広鉄道エアポートエキスプレススターフェリーシティバス
KMB(カオルーンモーターバス)ニューワールドファーストバスピークトラムトラム(路面電車)
など全てで使えてとても便利。それにセブンイレブンなどコンビニでの買い物もこれが使えるのだ。
順次タクシーにも導入中とのこと。小銭を持ち歩く必要が全く無くなり、益々便利になる。

この便利なオクトパス、MTR地鉄有限公司0066)がシステム管理をしている。

株価は12HKD、単元株数500株(2004/11/23現在)。日本円で約84,000円からMTRの株が買える。


ちなみにバスで2人分の運賃をオクトパスで払う場合、
1人目の運賃を払った後1分間経過しないとオクトパスが効かないので、2人目の運賃が払えない。

2人で1枚のオクトパスを使ってバスに乗る場合は注意しよう!
「2 person」と言って、オクトパスをかざし1人目の運賃を払い、運転手の脇で1分ほど待って、
運転手が「ok」と言ったらオクトパスを再度かざして2人目の運賃を払うのだ。(^0^)d

オクトパス料金表
















このオクトパス、非接触式のIC電子マネーというのは、どうやら日本の技術らしいのだが、
香港ではすでに10年以上前から導入され、クレジットカード、キャッシュカードと併せて、
庶民の3種の必携カード、庶民のお財布代わりになっている。

日本では10年以上も前から技術があるにも関わらず、電子マネーという性質上、金融庁の認可
下りなければ導入ができず、ようやく最近になって認可が下りて、SuicaEdyというICカードが登場してきた。

しかもそれぞれで規格が異なって大変使いづらい。私鉄とJRとバスと、全てで違うカードを購入しなければならず、
財布が分厚くなっていまいましい。(-_-;

日本のお役所はそういった認可や許可に無駄な時間がかかりすぎ。日本人としては少し悔しいところだが、
日本が香港と比べて日本のスピード感が遅いのは否めない。競争力で負けているのも否めない。
たかがプリペイドカード一枚に、そんな大きな国家戦略の違いを感じてしまう。。。


この日は、ホテルにチェックインしたのが22:00過ぎ。
ホテル近くの、各国料理店が集まるお洒落スポット「ナッツフォードテラス」に行き、
軽く食事&お酒(いきなり寿司&日本酒・笑)を済ませて、0:00過ぎには就寝。

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